笑顔輝く共生のまちづくり – 「共生のまちづくり」推進フォーラム開催予告ほか

“笑顔”と“共生のまちづくり”につながる取り組みをレポート

 今号では、県社協が企画している「共生のまちづくり」推進フォーラムと、県が介護保険施設・事業所と推進する「ひょうごケア・アシスタント推進事業」などについてお知らせします。

「共生のまちづくり」推進フォーラム 開催予告

 新型コロナウイルス発生から2年以上が過ぎた現在、コロナ禍に負けず、新たな工夫を取り入れた住民の見守り・支え合い活動が各地で展開されています。また、地域共生社会の実現を見据え、包括的な支援体制の構築を目指す「ほっとかへんネット(社会福祉法人連絡協議会)」による活動など、制度の狭間に置かれた生活課題の解決に向けた取り組みも進められています。
 本フォーラムでは、これらを踏まえながら、誰も取り残さない“つながりで笑顔輝く 共生のまちづくり”に向けて、人と人とのつながりと協働によるまちづくりを考えます。

日 時 令和5年2月17日(金)13:00~16:30
会 場 神戸市産業振興センター・ハーバーホール(神戸市中央区)
対 象 どなたでもご参加いただけます
参加費 無料
内 容 記念講演「人と人とがつながり、協働するまちづくり(仮題)」
講 師 山崎 亮 氏
    (studio-L代表、関西学院大学建築学部教授、コミュニティデザイナー)

◆プロフィール◆
 昭和48年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、平成17年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくりなどに関するプロジェクトが多い。著書に『コミュニティデザインの源流(太田出版)』、『縮充する日本(PHP新書)』『ケアするまちのデザイン(医学書院)』など。

※記念講演後には、パネルディスカッションも予定されています
※参加方法などを含めた詳細は、後日、兵庫県社協のホームページに掲載します

福祉や介護の魅力に触れてみませんか?

 少子高齢化などにより福祉・介護サービスへのニーズが高まる中、福祉・介護の意義や重要性が広く理解されるよう、その魅力を発信することは重要な取り組みです。そこで、兵庫県では今年度も、11月11日の介護の日にちなみ、県社協、県介護福祉士会などと連携して、「ひょうご介護のしごと魅力発見キャンペーン2022」を展開しています。
 また、県では、県老人福祉事業協会をはじめとした高齢者施設・事業所団体と連携し、高齢者や子育て中の方などが、福祉施設・事業所で介護の補助的業務(配膳、掃除、洗濯、ベッドメイク、見守りなど)に従事する「ひょうごケア・アシスタント推進事業」を実施しています。これは1日3時間、週3回勤務など、自分に適した就労の機会を得て介護現場で活躍し、生きがいや健康づくりなどにもつなげられる事業です。体験期間終了後は、施設・事業所との話し合いで、引き続き勤務することも可能です。

詳細は、県のホームページをご覧ください

◆ひょうご介護のしごと魅力発見キャンペーン2022
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf05/miryoku.html

◆ひょうごケア・アシスタントの募集について
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf05/careassistant.html

2022年11-12月号TOP