キラリ★社会福祉法人 – ほっとかへんネット須磨(神戸市須磨区社会福祉法人連絡協議会)

 暮らしを支える地域公益活動を紹介します。

イベントチームでは、区民祭りなどで住民と交流しながら、相談窓口などの活動をPRします

住民が身近に感じる相談窓口づくり

 区内30の社会福祉法人が参画するほっとかへんネット須磨では、令和4年、各法人に「福祉なんでも相談窓口」を設置しました。この相談窓口と、ほっとかへんネットに設けられた専門チームの活動を紹介します。

住民が気軽に利用できる相談窓口を目指して

 ほっとかへんネット須磨では「福祉なんでも相談窓口」の取り組みを令和4年度から進めています。当初は参画する法人・施設ごとに、介護や保育などそれぞれの専門性を生かして相談に対応してきましたが、「福祉なんでも相談」として看板を掲げることで、さまざまな相談が寄せられるようになりました。このことから、分野外のことにも法人間のネットワークを生かして対応するため、ほっとかへんネットでは異なる法人間の職員同士でつながり、顔の見える関係をつくることが大切だと考えるようになりました。

職員間の連帯感を深めてきたチーム活動

 法人の垣根を越えた連携を深める一歩として、ほっとかへんネットでは専門チームの活動を始めました。
 その一つ「研修チーム」では施設見学研修を実施。これまで児童発達支援事業所や障害者の生活介護事業所などの見学研修を実施しており、専門外の分野の福祉施設・事業所の業務を知ることで、なんでも相談の活動にフィードバックさせようと、今後も研修を続ける予定です。また、研修チームでは「災害支援」をテーマにした勉強会も開催し、楽しく学ぶとともにさまざまな立場の職員の意見を聞くことで、災害時のソーシャルワークへの視点が広がりました。
 これらの研修でできたつながりを生かして情報を交換し、なんでも相談窓口での適切な支援につなげたという成果も見えてきました。
 また、「イベントチーム」では、区民のお祭り「須磨音楽の森」や障害者施設の製品販売会に出展し、住民と交流して福祉なんでも相談などほっとかへんネットの活動をPRしています。協働でPRにあたる中でも、ほっとかへんネットに参画するメンバー間のつながりが醸成されています。
 イベントでのPR活動のほか、加盟法人の車輌に「ほっとかへんネット須磨」のマグネットを貼って走ることで、日頃からほっとかへんネットの周知に努めています。必要な時に福祉なんでも相談など、ほっとかへんネットの存在を思い出してもらいたいという願いから、これら広報活動に力を入れています。
 これからも住民の暮らしを支えるため、ほっとかへんネットは、福祉なんでも相談と各チームの取り組みの相乗効果を発揮させながら活動を充実させます。

車輌用広報マグネットを貼ることでドライバーにも意識づけできました

ほっとかへんネット須磨
事務局
:須磨区社会福祉協議会
TEL:078‐731‐4341

  • ほっとかへんネット須磨の情報はWEBサイトにも掲載されています

ほっとかへんネット須磨HP
https://suma-shakyo.or.jp/cms/hottokahen/

新着情報
https://suma-shakyo.or.jp/cms/topics_category/%E3%81%BB%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%81%8B%E3%81%B8%E3%82%93%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E9%A0%88%E7%A3%A8/

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