2026年1-2月号
暮らしを支える地域公益活動を紹介します。

ほっとかへんネットひめじは、住民に身近なエリアでの施設間のつながりから、地域内の相互支援ができる体制づくりを進めています。
昭和34年から続く姫路市社会福祉施設協議会は、法人・役職員の連絡協調により福祉に寄与することを目的に組織されました。
これまで主に、研修や職員の永年勤続表彰を実施してきましたが、社会福祉法人による地域での公益的な取組の重要性を鑑み、令和2年度に「ほっとかへんネットひめじ」として活動を開始。
活動を全市に広げるために、役員会で今後の方向性が協議されました。姫路市は面積が広く、ほっとかへんネットの会員法人だけでも83あるため、機動的なネットワークづくりに向け、「市内5ブロック単位の協働」と「災害対応」を進めることになりました。
令和7年度は、市内の全ブロックで施設間交流に取り組むことになりました。その一つ中央西エリアでは、12月8日にクローバーこども園で、園見学とセットで交流会を開催し、10法人14名が参加しました。
交流会では、「ほっとかへんネットひめじ」副会長でクローバーこども園の住本園長と市社協から趣旨説明があり、地域包括支援センターから地域概況が報告されました。その後、参加者からの施設紹介と少人数での“円卓”意見交換が行われました。
意見交換では、多くの施設が長年にわたり園児・利用者と地域との交流や日常的な関わりを重ねてきたことが共有されました。また、同じエリアで種別を超えた施設が初めて一堂に会したこともあり、「同じ福祉施設でも知らないことが多い」といった声も上がりました。
この意見交換を経て、“ちょっと気になる”園児・利用者や家族、地域について話し合うことが、法人間の連携の種になることが確認され交流会を終えました。参加者からは、「交流・協議を続け、まずは横のつながりを広げたい」など前向きな感想が寄せられました。
エリア交流会とあわせて、災害支援体制づくりにも着手しています。令和7年度には、市内施設に呼び掛け、県主催のDWAT(災害派遣福祉チーム)基礎研修に参加しました。その後、市内13法人79人のDWAT登録に至りました。今後も継続することで、災害時に対応できる人材の層を厚くしながら、相互支援の仕組みづくりにつなげる予定です。
継続的な交流と研修により、地域に密着した多種別連携ならではの取り組みの発展が期待されます。

事務局:姫路市会福祉協議会
TEL:079‐222‐4212