2024年5-6月号
県社協では、社会福祉を取り巻く情勢や中期計画「2025年計画」を踏まえ、令和6年度の事業を計画しました。以下、柱となる4つの重点的な取り組みをご紹介します。
社会的孤立や生活困窮などの課題解決に向け、市町域の包括的な支援体制づくりと併せて、社協や社会福祉法人、多様な主体の協働による「ほっとかへんネット」の活動強化を図ります。
社協や民生委員・児童委員等と連携し、生活福祉資金・コロナ特例貸付の借受世帯等への生活支援や債権管理に取り組むとともに、「社協における生活困窮者支援体制強化事業(ほっとかへんネットワーカー)」を進めます。また、市町域での権利擁護支援の仕組みづくりなどを進めます。
福祉のイメージアップに向けた啓発活動や学びの場づくりを進めます。福祉・介護の専門職の育成や研修の強化、外国人介護人材の受入促進などを支援します。
災害時の福祉・介護現場への支援として DWAT(災害派遣福祉チーム)の活動を支援します。また、社協や災害支援を行う団体・NPO と連携したプラットフォームづくり、能登半島地震にかかる福祉救援・ボランティア活動支援に取り組みます。
事業計画の全編は、県社協のホームページに掲載していますので、ご覧ください。
県社協ホームページ組織概要
https://www.hyogo-wel.or.jp/about/index.php
福祉ニーズの質・量の増大に対応した人材養成と地域福祉推進の観点から、研修事業を実施している本会福祉人材研修センターでは、冊子「研修のご案内2024」を作成しました。
冊子には、本年度に開催予定の研修とその概要、実施時期、「職場研修アドバイザー」の派遣事業に関する情報などを掲載しています。法人・事業所での研修計画の作成や、役職員の皆さまの研修派遣にご活用ください。
ダウンロードはこちら(PDF形式)
https://hfkensyu.com/pdf/nenkan/nenkan.pdf
また、冊子に掲載しきれない情報も含め、研修情報をタイムリーにお知らせするメールマガジン「兵庫県福祉人材研修センター NEWS」も配信しています。この機会に、福祉人材研修センターホームページからご登録ください。
福祉人材研修センターホームページ
https://hfkensyu.com
多忙な管理職、リーダーの方向けに、マネジメントの基本について、コンパクトな動画にまとめました
期 間:令和6年4月~令和7年2月(随時募集)
内 容:「経営・マネジメントの基本を知る」
「職員の動機付けとコミュニケーション」など
申込みはこちらから
https://hfkensyu.com/app/app_6590/
取り組みが始まってから10年を迎えるほっとかへんネット(社会福祉法人連絡協議会)は、現在、県内9割の市区町で設立されています。そこで本会では、これまでの歩みを振り返り、今後10年先を見据えた、さらなる活動を促すツールとして「ほっとかへんネットガイドブック」を発行しました。
また、兵庫県社会福祉法人経営者協議会では、「現役社会福祉法人経営者が語る“ガバナンス の基本 ” ~幸福追求型の福祉をめざして~」を発行しました。この報告書では、理想論やあるべき論にとどまらない、社会福祉法人の実践的なガバナンス確保の方策をまとめています。
これらは、県社協、経営協のホームページにそれぞれ公開していますので、ぜひアクセスのうえご活用ください。
ほっとかへんネットガイドブック
https://www.hyogo-wel.or.jp/dl/hotkahen/hottokahenhoukoku2023.pdf
ガバナンスの基本
https://www.hyogo-wel.or.jp/keieikyo/pdf/24_4_17/240417.pdf
本年4月、「孤独・孤立対策推進法」が施行されました。5月は深刻化する孤独・孤立の問題を社会全体で理解し、その対策を促す強化月間です。本会でも「ひょうごの福祉」を通して、県内各地の“誰一人取り残さない地域づくり”“つながり・支え合う共生のまちづくり”の実践を発信していきます。
令和6年4月1日付
令和6年3月31日付