2026年1-2月号

“つながりで笑顔輝く共生のまちづくり”を見据えて
兵庫県社会福祉協議会 会長 入江 武信
新年あけましておめでとうございます。
県民の皆さまにおかれましては、日ごろから地域福祉の推進にご尽力を賜り、心より感謝申し上げます。
社会福祉法人と社協を中心に連携して進める「ほっとかへんネット」については、県内全市区町で設立され、先駆的な活動を行うほっとかへんネットを認定する「ひょうごほっとかナイト」認定制度も始まりました。相談支援や困窮者支援など具体的な活動が各地で展開されていますが、今後は地域住民との協働も見据えたネットワークへと輪が広がり、活動がさらに充実することが期待されます。
阪神・淡路大震災から30年の節目だった昨年、5月に災害対策基本法などが改正され、「福祉サービスの提供」が救助の種類に加わりました。南海トラフ地震などを想定した平時からの支援体制づくりが全ての自治体で求められるなど、官民協働で大規模災害に備えることが重要になっています。
昨今の物価高騰や単身世帯の増加が影響し、生活困窮や社会的孤立の課題は深刻化しています。このような中、制度の狭間で支援が行き届かず困窮する人たちに寄り添い支える専門職の育成や、介護などのサービスを担う福祉現場の人材不足に対する取組に引き続き力を入れることも必要です。
現在、県社協では、次期中期計画「2030年計画」の策定作業が大詰めを迎えています。前身の2025年計画の基本目標「つながりで笑顔輝く共生のまちづくり」を継承しながら、昨今の社会福祉を取り巻く情勢を踏まえた計画として、社協、民生委員・児童委員、社会福祉法人、行政、NPОなどの皆さまと協働し、地域共生社会の実現に向けた取組を進めていく所存です。
あらためて皆さまのご理解とご協力をお願いして、新年のごあいさつとさせていただきます。

次代を拓く 兵庫の力
兵庫県知事 齋藤 元彦
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、阪神・淡路大震災から30年、終戦から80年という大きな節目を迎え、過去を振り返り、未来への責任を改めて心に刻む、意義深い一年となりました。
令和8年は午年。力強く駆け抜ける「行動力」と「挑戦」を象徴する年であり、未来に向けた兵庫づくりを力強く進めてまいります。
第1は、若者・Z世代へのさらなる支援です。県立大学授業料無償化等の教育費負担の軽減、県立学校の教育環境の充実、海外留学支援、不登校やケアリーバー、ヤングケアラー等の課題を抱える若者への支援など、一人一人が自らの夢や目標に向かって、力を発揮できる環境を整えます。
第2は、活力あふれる兵庫の創出です。フィールドパビリオンなどの万博のレガシーを活かした交流人口の拡大や、スポーツ・芸術文化の振興、農林水産業や地場産業への支援など、地域の魅力を高め、活力ある兵庫を築いていきます。
第3は、安全安心な暮らしを支える基盤の強化です。南海トラフ地震などの大規模災害に備え、防災力を高めるとともに、上下水道の老朽化対策、特殊詐欺被害対策、ツキノワグマ対策などの日常の安全を守る取組を強化していきます。
長引く物価高騰により生活に困窮する方、福祉サービスを必要とする子ども、高齢者、障害をお持ちの方などへの支援が一層求められています。
誰一人取り残されることのない、地域共生社会ひょうごの実現を目指し、持続可能な保育の提供体制の構築等を通じた子どもを産み育てやすい環境づくりをはじめ、介護・障害福祉サービスの充実やひきこもり、孤独・孤立など様々な困難に直面する方への支援を市町等と連携・協働し、強化してまいります。
未来を見据え、県民の皆様とともに新しい時代を切り拓いていく決意です。どうぞご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
入江 武信
(兵庫県社会福祉協議会 会長)
横田 京悟
(たつの市社会福祉協議会 会長)
谷村 誠
(兵庫県社会福祉法人経営者協議会 会長)
大江 秀謙
(兵庫県民生委員児童委員連合会 会長)
小原 一徳
(神戸市社会福祉協議会 理事長)
芳永 和之
(兵庫県社会福祉協議会 常務理事)
山中 健
(芦屋市社会福祉協議会 会長)
稲垣 稔
(高砂市社会福祉協議会 理事長)
宮本 厚子
(養父市社会福祉協議会 会長)
中川 泰一
(丹波市社会福祉協議会 会長)
小南 廣之
(淡路市社会福祉協議会 会長)
大畑 和典
(兵庫県民生委員児童委員連合会 副会長)
坂本 津留代
(神戸市民生委員児童委員協議会 理事長)
伊達 惠一
(兵庫県保育協会 会長)
藤澤 徹
(兵庫県老人福祉事業協会 会長)
松端 信茂
(神戸市社会福祉協議会施設部会 部会員)
西田 勉
(神戸YMCA 常勤理事)
木村 佳史
(兵庫県身体障害者福祉協会 理事長)
瀬戸口 恵子
(生活協同組合コープこうべ 常勤理事)
服部 洋平
(兵庫県副知事)
小西 康生
(神戸大学 名誉教授)
松端 克文
(武庫川女子大学 教授)
三宅 由佳
(税理士)
梶 泰享
(西宮市社会福祉協議会 理事長)
中川 裕美子
(兵庫県知的障害者施設協会 副会長)
松山 康二
(公認会計士)