共同募金会からのおしらせ

 「助け合い 広がる つながる 赤い羽根」を掲げ、4億8809万8千円を目標に来年3月31日まで、県内各地で共同募金運動を実施します。集められた募金は、県内の社会福祉施設の整備や社会福祉団体、ボランティア団体・NPO等の活動支援に活用されるほか、自然災害等に備えるための準備金として積み立てられます。
 県共同募金会では、神戸市共同募金委員会および神戸市兵庫区共同募金委員会と共催で、10月1日に神戸市兵庫区の湊川商店街及び東山商店街にてキックオフイベントを開催しました。
 イベントの第1部では、ANAの協賛による厚生労働大臣および中央共同募金会会長からのメッセージの伝達式や、神戸の親善大使「スマイル神戸」と県共同募金会マスコット「あかはねちゃん」に扮したキッズモデルの戸谷文香(とやふみか)さんによる共同募金運動の開始宣言が行われました。
 3年ぶりに実施した第2部の啓発・募金活動では、ガールスカウト兵庫県第11団、地元の民生委員・児童委員、小中学生、兵庫区のシンボル・キャラクター「ハートン」などが参加し、多くの住民の皆さまに募金のご協力をいただきました。

「スマイル神戸」と「あかはねちゃん」が共同募金運動 の開始を宣言しました

 運動期間中は県内各地で募金活動が展開されます。コロナ禍において、人とのつながりづくりが難しい状態の中、社会的に孤立して支援が届かなかったり、従来の福祉サービスでは対応が難しい制度の狭間の問題が生じたり、地域のさまざまな課題への対応が求められています。
 地域の交流の場づくりや子育て支援、障害者支援など、今地域に何が必要なのかを考えて、地域のニーズに合わせて活用できる共同募金の役割は、より重要になっています。
 一人一人が助け合う地域福祉活動を応援するため、共同募金の活動をぜひ一緒に広げていきましょう。

神戸市中央区では、六甲学院中学校・高等学校の生徒の皆さまにご協力いただき、街頭募金を実施しました

新たな年を迎える時期に誰もが安心して暮らせるように

 12月から始まる「歳末たすけあい運動」は、年末年始の時期に、地域で誰も孤立することなく暮らせるよう、生活困窮者への年始の餅代の支給や慰問、健康相談など、「たすけあい」の思いから始まりました。
 集められた募金は、年末年始に幅広い地域住民が参加できる福祉活動や、支援を必要とする人たちの見守りや生活支援に使われます。また、防災・減災の取り組みを進めるためにも活用されます。併せてご支援をお願いいたします。

昨年度、神河町共同募金委員会では、年末に一人暮らしの高齢者へお弁当を届けました

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